健康・ヘルスケア

ペット用体重計の選び方とおすすめ5選|子猫から大型犬・小動物まで、精度と測り方で選ぶ

公開: 2026年8月6日

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「うちの子の体重、家でちゃんと測れる体重計ってどれがいいの?」と悩んでいる飼い主さんは少なくないでしょう。人間用の体重計では小さな変化を捉えにくく、抱っこして引き算するのもひと手間です。結論として、合う1台はうちの子の体格と、どこまで細かく測りたいかで決まります。まずはタイプを決めるのが選び方の近道です。状況別の目安は次のとおりです。

この記事では、日本国内で現在販売されている5製品を、各社の公式仕様をもとにタイプ別で比較します。家での測り方や、体重の増減が気になったときにどう考えるかも後半でまとめました。

体格と測りたい細かさで、ペット体重計をひと目で比較

まずは5製品をタイプ別に並べた表をご覧ください。並び順は総合的な優劣ではなく、用途別に選びやすい順です。小動物用の0.1g機と大型犬用の150kg機は測る対象そのものが違うため、順位で優劣は付けていません。

製品名 タイプ(向いている用途) 最小表示 最大計量 トレーの形・広さ スマホ記録 抱っこ差分・風袋 レビュー(執筆時点)
bow&mew ペットくん 子猫〜中型犬を5g単位で 5g 20kg 幅約60cmの大型フラット なし 記載なし 公式仕様をもとに紹介
獣医師監修 ペット体重計20kg(Nextオンライン) 猫・小型犬を手頃に、キャリーごと 10g 20kg 約55×33cmのフラット なし ゼロリセット(風袋)でキャリー計測可 楽天Nextオンライン店で271件・評点4.58
マルカン おうちサロン DA-484 子猫〜大型犬まで幅広く 2g 30kg(50g〜) W700×D319mmの大型フラット なし 記載なし 公式仕様をもとに紹介
タニタ CA-100 大型犬まで、スマホで記録したい 50g 150kg トレーなし・ガラス天面 Bluetooth連携アプリで自動グラフ化 ペット/キャリーモードで抱っこ差分 公式仕様をもとに紹介
マルカン ハムちゃんの体重計 ML-465 うさぎ・ハムスターなど小動物 0.1g 500g 計量ボール付き(W135×D130mm) なし 記載なし 公式仕様をもとに紹介

この表で特に注目してほしいのは「最小表示」と「最大計量」の2列です。子猫や小動物の数g単位の変化を追いたいなら最小表示の細かいもの、大型犬まで測りたいなら最大計量に余裕のあるものが向きます。うちの子の体格と、測りたい細かさから絞り込むのが失敗しにくい選び方です。なお、価格は変動します。最新価格は必ず各販売ページでご確認ください。

まずは手頃な価格で、キャリーごと測れる1台から試したい方には、現時点で獣医師監修のペット体重計20kgが候補になります。

買う前に押さえたい、5つの見どころ

最小表示 — 子猫や小動物は5〜10g単位が見やすい

最小表示は「何g刻みで数字が変わるか」を示します。刻みが細かいほど、わずかな変化も捉えられます。子猫や小型犬、うさぎ・ハムスターなど、もともと体重が軽い子の変化を追うなら、5〜10g単位が見やすい目安です。ハムスターのように数gの変化が意味を持つ場合は、0.1g単位の小動物用が適しています。

一方で、体格の大きい犬は50g単位でも日々の推移は追えます。細かすぎる表示は、体を少し動かすたびに数字が揺れて、かえって読み取りにくいこともあります。うちの子の体格に合った刻みを選びましょう。

最大計量 — 大型犬まで測るなら20〜30kg以上を選ぶ

最大計量は「測れる重さの上限」です。ここが足りないと、そもそも数字が出ません。中型犬までなら20kg前後、大型犬まで見込むなら30kg以上、さらに余裕を持たせたいなら150kgまで測れる機種もあります。

反対に、うさぎやハムスターなど小動物では、最大計量500gほどの機種のほうが細かく測れます。成犬・成猫をこの小動物用にのせても範囲を超えてしまうため、対象の重さに合わせて選ぶことが大切です。

トレーの形と広さ — 乗ってくれるかを左右する

体重計は、その子が乗ってくれて初めて役に立ちます。幅の広いフラットなトレーは、犬や猫が乗りやすく、じっとしていやすい傾向があります。bow&mewのペットくんは幅約60cm、マルカンのDA-484はW700mmと、大型のフラット座面を備えています。

小動物には、転がり落ちにくい計量ボールやケース付きのタイプが向きます。ハムちゃんの体重計は計量ボールが付いており、動き回る小動物でも数字を読み取りやすい形です。

記録のしかた — 手書きでいいか、スマホで自動グラフ化か

測った数字をどう残すかも、使い勝手を分けます。ノートやアプリに手書きで残すなら、体重計側の機能は問いません。手間なく推移をグラフで見たい方は、スマホ連携タイプが便利です。タニタのCA-100はBluetoothでつながり、専用アプリに記録が自動でグラフ化されます。

日々の変化をひと目でたどりたい、家族で共有したいという方には、アプリ記録が向いています。まずは測るだけでよいという方は、シンプルな機種で十分です。

抱っこして測る?キャリーごと測る?(差分・風袋機能)

じっとしていられない子には、測り方を助ける機能があると楽です。抱っこ差分は、人が乗った重さと、抱っこして乗った重さの差から体重を出す仕組みです。CA-100はペットモードやキャリーモードでこの差分測定に対応しています。

**風袋(ゼロリセット)**は、キャリーやトレーを乗せた状態で表示を0に戻し、中に入れた子の体重だけを出す機能です。Nextオンラインの体重計はゼロリセットに対応し、キャリーごと乗せて測れます。動物病院が苦手な子や、抱っこを嫌がる子でも測りやすくなります。

タイプ別の代表モデルを、公式仕様で見ていく

ここからは、比較表の順に1製品ずつ、公式仕様をもとに紹介します。価格はいずれも変動するため、最新の金額は各販売ページでご確認ください。

bow&mew ペットくん — 5g単位と大型トレーで、子猫〜中型犬に

幅約60cmのフラットな座面に、5g単位の細かさを備えたペット用体重計です。乗り降りしやすい広いトレーなので、子猫から中型犬まで、じっとしているのが苦手な子でも乗せやすい形です。アプリ連携はなく、測った数字は手元で記録するタイプになります。

子猫や小型犬を5g単位で見守りたい、まずは乗りやすさを重視したいという方に向いています。

獣医師監修 ペット体重計20kg(Nextオンライン) — 手頃にキャリーごと測りたい人に

ゼロリセットの風袋機能で、キャリーやトレーごと乗せて体重だけを測れるのが便利な1台です。10g単位で、猫や小型犬の日々の推移を手頃に追えます。執筆時点では、楽天市場のNextオンライン店で271件・評点4.58が確認できます。今回紹介する5製品のうち、レビューの実数を確認できているのはこの製品だけです。

抱っこが苦手な子でも、キャリーごと乗せて測りたい。まずは手に取りやすい価格で始めたいという方に向いています。

マルカン おうちサロン DA-484 — 子猫から大型犬まで1台で

2g単位の細かさと、50gから30kgまでの広い計量範囲を1台で兼ね備えています。W700mmの大型フラット座面なので、子猫から大型犬まで、体格の違う多頭飼いの家庭でも使い回しやすいのが特長です。アプリ連携はなく、数字は手元で記録します。

体格の異なる子が複数いて、1台で幅広くカバーしたいという方に向いています。

タニタ CA-100 — 抱っこ差分とアプリ記録で、大型犬まで

体重計メーカーのタニタが手がける、スマホ連携タイプです。ペットモードやキャリーモードで抱っこ差分を測れるうえ、Bluetoothでつないだ専用アプリに記録が自動でグラフ化されます。最大150kgまで対応するため、大型犬まで幅広く測れます。最小表示は50g単位のため、子猫の数g単位の微増減までは不得意です。

大型犬まで測りたい、そして体重の推移をスマホでたどりたいという方に向いています。

マルカン ハムちゃんの体重計 ML-465 — うさぎ・ハムスターなど小動物に

0.1g単位という細かさで、小動物の数gの変化まで読み取れる体重計です。計量ボールが付いているため、動き回るハムスターやフクロモモンガでも数字を読み取りやすくなっています。最大計量は500gのため、成犬・成猫には計量範囲が足りません。

うさぎやハムスターなど、体重の軽い小動物の変化を細かく追いたいという方に向いています。

猫・犬の体重の、家での測り方

体重計が決まったら、家での測り方も押さえておきましょう。じっとしていられない子でも、次の方法なら測りやすくなります。

抱っこして引き算する方法は、まず飼い主さんが体重計に乗って数字を記録し、次にその子を抱っこして乗ります。2つの数字の差が、その子の体重です。手軽ですが、人間用の体重計や50g単位の機種では、小さな増減を捉えにくい点には注意しましょう。抱っこ差分に対応した機種なら、この引き算を機械が代わりに計算してくれます。

**キャリーごと測る方法(風袋)**は、ゼロリセットに対応した体重計で、キャリーやトレーを乗せて表示を0に戻し、そのあと中にその子を入れます。表示された数字が体重です。抱っこを嫌がる子や、キャリーから出したくない場面で役立ちます。

どうしても乗ってくれないときは、いつも使っているトレーやマットを座面に敷く、おやつで気を引く、といった工夫で慣らしていくと測りやすくなります。数字が安定するまで数秒待つと、より正確に読み取れます。

体重の増減が気になったら、まず動物病院へ

体重計は、あくまで体重を測るための道具です。数字が増えた・減ったことが何を意味するのかは、体格や年齢、体調によって変わり、家庭の数字だけで判断はできません。体重管理は、日々の見守りを助ける補助として位置づけるのがよいでしょう。

次のような様子が見られるときは、自己判断で対処せず、まずかかりつけの動物病院に相談してください。

適正体重やBCS(ボディコンディションスコア)といった数値の解釈は、獣医師に委ねるのが安心です。家での体重測定は、そうした相談のときに役立つ記録になります。気になる変化があれば、測った数字を持って受診しましょう。

購入前によくある疑問

人間用の体重計で代用できますか?

体格の大きい子なら、おおよその体重は測れます。ただし、人間用は最小表示が大きく、抱っこして引き算する方法だと小さな増減を捉えにくくなります。子猫や小動物の数g〜数十gの変化を追いたいなら、細かく測れるペット用のほうが向いています。

どのくらいの頻度で測ればいいですか?

適切な頻度は、その子の年齢や体調によって変わります。一般的には、同じ時間帯・同じ条件で定期的に測ると、変化に気づきやすくなります。頻度に迷う場合や、体重が気になる場合は、かかりつけの獣医師に相談すると安心です。

1g単位の細かさは必要ですか?

用途によります。うさぎやハムスターなど体重の軽い小動物、あるいは子猫の成長を数字で追う場合は、1g単位や0.1g単位の細かさが役立ちます。一方、成犬や大型犬の推移を見るだけなら、50g単位でも十分たどれます。うちの子の体格と、追いたい変化の細かさで選びましょう。


※本記事は各社の公式サイト・販売ページの公開情報にもとづく比較記事です。仕様・レビュー件数・評点・価格は2026年8月の執筆時点の目安であり、変動します。体重計は体重を測るための道具であり、病気の診断や治療のための器具ではありません。体重の増減が気になる場合や、体調に変化がある場合は、動物病院にご相談ください。最新の情報は各販売ページでご確認ください。


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